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積水化学工業、木造注文住宅のノーブルホームグループ全株式を取得し北関東エリアの基盤強化へ

積水化学工業の住宅カンパニーは6月22日、北関東エリアで主に木造注文住宅の設計と施工を手掛けるノーブルホームと関連5社の全株式を取得する契約を締結した。ノーブルホームの本社は茨城県水戸市。株式の譲受は2026年度下期に予定されている。

積水化学工業は中期経営計画「Accelerate2028」において新築住宅事業の成長加速に向けたエリアマネジメント強化を掲げており、特に北関東を含む都市部では戸建や分譲、集合住宅の全領域で受注拡大を目指す「2030首都1.5倍戦略」を推進している。その一方で住宅に対するニーズは年々多様化しており、幅広い顧客に満足できる住まいを提供するためのパートナーを探していた。

ノーブルホームグループは茨城県を中心に栃木県、千葉県、山梨県において木造注文住宅事業を展開しており、関連会社には施工事業や不動産事業も擁している。今回の全株式取得により、商品力や営業力、施工力、土地仕入力などの融合を進め、北関東エリアにおける事業基盤の構築とプレゼンス向上を目指す。

具体的には、積水化学工業の鉄骨および木質系ユニット住宅である「セキスイハイム」や「ツーユーホーム」にノーブルホームグループの木造注文住宅を加えることで、柔軟な提案体制を構築する。さらに、両社が持つ施工協力会社を相互に活用して職人不足への対応や施工時期の平準化を図る。

また、両社の情報ネットワークを利用し、小規模から大規模まで幅広い土地仕入れを可能にして住宅用地の提案を進める方針である。

ノーブルホームの設立は1994年10月28日で、資本金は3000万円である。グループ連結での売上高は2025年9月期で255億円、グループ全体の従業員数は2026年6月時点で535名となっている。関連5社には、不動産売買事業を行うステージプランニング、経営管理事業のノーブルホールディングス、施工事業のノーブルテック、不動産仲介と開発事業を行うとちぎ未来開発、山梨エリアで木造注文住宅の設計と施工を行う西甲府住宅が含まれる。積水化学工業は今後も安心して長く暮らせる社会の実現に貢献し、事業の成長につなげていくとしている。