第61回JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2025は、2025年8月21日から23日の3日間、幕張メッセにおいて開催された。来場者数は3日間合計66,340人で、前年(60,225人)を上回った。出展社数は600社1,209小間であり、国内外のDIY・ホームセンター関連企業が多数参加した。
出展社アンケートでは、出展目的として「販促・商談等による新規顧客獲得」が最も多く65.3%を占めた(216社)。次いで「会社や商品のエンドユーザーへのアピール」「業界最大規模の展示会として重視」が約46%で並んだ。商談希望先はホームセンターバイヤーが92.4%と突出しており、主要商流としてのHCチャネルの存在感が引き続き強い結果となった(306社)。
商談実施率は89.7%であり、見込み件数は「1〜5件」が42.1%と最も多かった。出展満足度は「満足」「ほぼ満足」が65.3%を占めた一方、「小売業関係者の数が少ない」との指摘が不満理由の48.3%を占めた(14社)。来場者構成に対する課題意識が一定程度示された。
バイヤーズデー来場者アンケートでは、来場目的として「情報収集」が78.8%と最も多く、商談目的は30.8%であった(394名、154名)。来場者の業種は小売業が53.6%で、そのうちホームセンターが68.7%を占めた。展示内容に対する評価は「大変良かった」が57.2%で、前年より上昇した。
一般来場者アンケートでは、DIY体験や実演への関心が高く、体験型コンテンツが集客に寄与している様子が確認された。海外企業の出展増加に関心を示す回答も複数見られた。
全体として、ホームセンターバイヤーを中心とした商談機会は維持されているが、工務店や専門店など他チャネルへの関心も一定程度高まっている。出展社からは、商談スケジュールの早期確定、会場内動線の改善、カテゴリー配置の明確化など、運営面の改善要望が多く寄せられた。
2026年の開催は8月27〜29日を予定しており、開催時期については61.0%が「適切」と回答した(202社)。次年度に向けて、商談効率の向上と来場者構成の最適化が課題として挙げられる。


