厚生労働省は10月分の一般職業紹介統計を公表した。住宅業界に関連すると思われる項目を図表にまとめた。「建設・採掘従事者」の内訳として、電気工事従事者をみてみる。これまでも電工不足については何度か記事にしてきたが、求人倍率は3.35倍と前年同月差0.02ポイント増となった。増加は16カ月連続。
業界からは蛍光灯の2027年問題によって照明切り替え工事が需要を押し上げたとの指摘が挙がっている。反対意見として「2027年問題は3年以上前からアナウンスがあったはずだ」、「対応に今更感がある」と言った声もあるが、実際に中堅メーカーの生産工場では照明を蛍光灯から切り替えていないところもあるようだ。
実際に電気工事とは縁が遠い問屋にも継続的に照明切り替え工事の請負相談が来ているとの状況もある。「電話口の担当者は元請けになってくれても構わないと言っていた」(問屋担当者)。それだけ状況がひっ迫しているようだ。
なお、この求人倍率はハローワークの求職者全体を母数とせず、求職者申込書に希望職種を記入した求職者を母数とした数値。よって、一般紙で取り上げられる「季節調整値」とは異なる。



