情報の種類
当サイトに掲載しているニュースコンテンツには「一次情報」、「二次情報」、「三次情報」の3種類があります。
これらの言葉を当サイトでは以下のように定義しました。
一次情報は、株式会社NJS日本住宅新聞社(以下、弊社)のスタッフが人から直接見聞きした情報です。
二次情報は、一次情報の真偽を弊社スタッフが第三者に確かめた際に得られた情報です。一定の共通認識が持たれている情報といえます。
三次情報は、いわゆる裏付けの取れた情報であり一定の信用に値するエビデンスが存在するものです。
これらの情報は弊社で裏取りの作業を行なうごとに一次情報→二次情報→三次情報へとランクアップしていきます。
当サイトを設立した経緯
弊社は設立から50年、住宅業界の中でも地場の工務店に向けた新聞を発行してきました。しかし、アポイントを取ってインタビューすることだけが取材活動ではありません。業界の各工務店様、ビルダー様、パワービルダー様。あるいはメーカー様、商社様、問屋様、販売店様と定期的にお会いして情報交換を続けることも重要です。
弊社と情報交換の場を設けていただいている方々が事業の舵取りを考える際には、当サイトでいう三次情報が用いられてきました。事業の舵取りは確証のある情報に基づいて行わなければ方針を間違う危険性があるためです。
一方で確証が得られた三次情報は多くの場合、入手に時間がかかるデメリットを抱えています。せっかく三次情報が得られても、その時には「すでに事業の舵取りには間に合わなかった」という声は弊社にも寄せられています。
そこで必要になるのが一次情報、二次情報です。もちろん、これらの情報をもとに事業の舵取りを行なうことはできませんが、最悪の事態に備えることはできます。いわば「予防接種」です。火のないところに煙は立たぬ、ということわざがあるように、一次情報、二次情報の裏には何かしらの三次情報が隠れているためです。
例えばウッドショックに関する情報も、「ウッドショック」という名前が付けられる以前から弊社では入手していました。お付き合いのあった工務店の中でも弊社から発信したウッドショックに関する一次情報、二次情報を「予防接種」的に経営へ取り入れられた方は、部材不足に悩まされることがありませんでした。
しかし、こうした情報をいち早く多くのお客様に発信することができないのが弊社の弱点でした。新聞社として公表できる記事はすべて「三次情報」であるためです。弊社では情報を届けることしかできません。そのため、最悪の事態になった後の「緊急手術」はできないのです。
それでも、一次情報、二次情報など「予防接種」的な情報ですら、弊社と直接コンタクトが可能なお客様にしか、お届けすることができませんでした。こうした情報を広く不特定多数の読者に発信する行為は仮需を誘発するなどの恐れがあったためです。
そこで完全会員サイトとして「NJS.one」を立ち上げました。
まとめ
当サイトでは確定情報である「三次情報」の他に、不確定情報である「一次情報」、「二次情報」も掲載しています。情報の取り扱いに充分注意したうえでご利用いただければ幸いです。