間仕切りやプリーツスクリーンで暖房効率を高める
- 2022/12/22
- 住宅建材
ブラインドメーカーの立川ブラインド工業は、暖房効率アップに役立つ間仕切り「プレイス スウィング」と、窓まわりの断熱性がアップするプリーツスクリーン「ペルレ ダブル」を販売している。
寒い冬に暖房は欠かせないものの、電気代は気になる。そんな住まい手に対して同社は「窓まわりを工夫したり部屋を仕切ったりすることで、暖房効率を高めて快適と省エネが叶えられる」と解説した。寒い季節、室内から室外へ流出する熱エネルギーの約6割は、ドアや窓などの開口部から逃げていくという考え方が、住宅業界にはある。
間仕切「プレイス スウィング」
昨今人気のリビング階段は、空間が有効に使える上、家族のコミュニケーションが増えるといわれる。一方で同社は「冬は冷たい空気がリビングに流れ込み暖房が効きにくいという声も耳にする」という。
間仕切「プレイス スウィング」はリビング階段を仕切ることで、冷たい空気がリビングに流れ込むことを防ぎ、暖房効率アップに役立てられる。また、オプションの選択によって、既存の開口スペースに追加で壁を設けなくても取付けることが可能だ。
ただし同社は「住宅の階段に扉を設置することは、避難経路を確保するため自治体や消防署によって規制されている場合がある」と注意喚起。扉を設置する際は事前に自治体や消防署に確認する必要がある。
開口を広く確保できる「折戸」もラインアップ。スペースが限られた場所でもコンパクトに納められる特長がある。リビング・ダイニングや寝室など、既存スペースの一部をワークスペースとして活用する際にも使える一品だ。
プリーツスクリーン「ペルレ ダブル」
プリーツスクリーン「ペルレ ダブル」は、厚手生地とレース生地を前後に取り合わせた。これにより2つの生地の間に空気層ができる二重構造となり、窓まわりの断熱性がアップする。外からの冷気の侵入をブロックし、部屋の暖かい空気を逃がしにくくするため「暖房効率が向上する」という。前後の生地はそれぞれ上げ下げでき、部屋に入る光をコントロールしたり、外からの視線を遮ったりできる。