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チリ銅鉱山の拡張事業に3750億円融資

株式会社国際協力銀行(JBIC)は、チリ共和国法人Minera Centinelaとの間で、センチネラ銅鉱山の拡張事業を対象とした、融資金額9.5億ドル(1ドル150円レート=1425億円)を限度とする貸付契約を締結した。これは、カナダ輸出開発公社、韓国輸出入銀行、ドイツ復興金融公庫、および民間金融機関との協調融資により実施するもので、協調融資総額は25億ドル(1ドル150円レート=3750億円)にのぼる。

Minera Centinelaには英国法人Antofagasta plcおよび丸紅株式会社が出資している。

チリのアントファガスタ州に位置するセンチネラ銅鉱山の新規鉱区を開発の上、選鉱プラントおよび関連設備を新たに建設・操業する。拡張事業によって増産される銅精鉱のうち一部は日本企業が引き取る予定だ。

センチネラ銅鉱山は、使用電力の100%再生可能エネルギー化や操業用水への海水利用など、環境に配慮した持続可能な銅生産を行っており、2021年7月にはCopper Mark認証を取得した。

近年の脱炭素化の潮流の中、銅は電気自動車や再生可能エネルギー設備・機器などに欠かせない金属として、世界的に需要が増加することが見込まれている。日本は銅地金の原料である銅精鉱の全量を海外からの輸入に依存しているため、長期安定的な銅資源の確保は喫緊の課題だ。