バナー

住宅着工、全体では昨対6.1%増も季節調整では2カ月連続の減少

この記事は裏付けの取れた情報であり一定の信用に値するエビデンスが存在する3次情報です

国土交通省は30日、令和8年8月の建築着工統計調査結果を公表した。着工戸数は全体で6万3974戸となり、前年同月と比較すると6.1%の増加、5カ月連続の増加を記録した。一方で、季節調整済年率換算値では75万3000戸となり、前月比で2.7%の減少、2カ月連続で下がっている。新設住宅の着工床面積も485万8000㎡となり、前年同月比5.6%の増加で5カ月連続のプラスとなった。

利用関係別に見ると、持家は1万7713戸で前年同月比1.0%の増加となり5カ月連続で増えている。民間資金による持家は増えたものの、公的資金による持家は減少した。貸家は2万8309戸で前年同月比6.5%の増加となり、こちらも5カ月連続で増えている。民間資金と公的資金の双方が増加する結果となった。分譲住宅は1万6838戸で前年同月比6.4%の増加となり、5カ月連続の増加である。マンションと一戸建住宅のどちらも増加している。

地域別で見ると、首都圏では総戸数が前年同月比9.2%の増加となった。中部圏では11.0%の増加、近畿圏では12.3%の増加となっている。一方で、その他の地域では総戸数が前年同月比2.0%の減少となった。建築工法別では、プレハブが8227戸で前年同月比12.3%の増加となり、先月の減少から再び増加に転じている。ツーバイフォーは7724戸で前年同月比0.9%の減少となり、3カ月連続の減少となった。

全建築物の着工床面積の合計は741万㎡となり、前年同月比0.8%の増加で4カ月連続のプラスとなっている。民間の建築主によるものは718万㎡で前年同月比1.0%の増加であったが、公共の建築主によるものは24万㎡で前年同月比3.8%の減少となり2カ月連続で減っている。民間非居住建築物においては、事務所は増加したものの店舗や工場、倉庫が減少したため全体として減少となった。