日本農林規格(JAS)合板には、JAS規格に合格していることを示すスタンプ(印字)が押されている。この印字のルールについて業界で混乱が広がっているようだ。
農林水産省では合板の日本農林規格(JAS)について規格を設けているが、合板については主な事項として次の項目の印字を定めている。
①品名、②寸法、③接着の程度、④板面の品質、⑤ホルムアルデヒド放散量、⑥製造業者又は販売業者(輸入品にあっては、輸入業者)の氏名又は名称。
このうち、⑥の「輸入品にあっては、輸入業者」を表示するルールが守られていないケースがある。
農水省ではJASの登録(外国)認証機関を通じてルール徹底に向けた指導を2023年7月から実施している。猶予は6カ月間であるため、ルールを守っていなかった事業者は2024年1月末までに対応しなければならない。
こうした状況からか12月20日、合板業界の関係者から輸入合板について「各シッパーは準備を進めているものの、しばらくは生産や出港の遅れが予想される」との情報が寄せられた。
しかし、間違った認識として「2月からJAS印が変更」や「JAS印改正」などの声も寄せられている。当然、ルールは従来からあったためこれは誤りである。
農林水産省の担当者は「合板のほか、集成材、LVLなどにも、輸入品にあっては輸入業者の表示をすることということが規格に(公表している文書に)書かれている」、「来年1月末までスタンプの切り替えなどによる表示の適正化を行ってほしい」と話している。

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- 会員限定記事(2024年1月13日)


