変動金利が固定金利を上回る時期は経済状況や金融政策の変化に大きく依存するため、正確な予測は困難です。ただし、この先政策金利の上げ幅は0.25%刻みとされていることから、複数回の利上げが必要なことは確かです。ちなみに、現在の変動金利は0.5%程度ですが、リーマンショック手前の時期の変動金利は1.5%程度でした。当時の短期プライムレートは3.347%だったことから、フラット20の年1.570%を超えるまでには6回の利上げが必要だということになります(計算式は下図参照)。足元では政策金利0.50%を超えるかどうかが焦点となっていますが、先述の通り短期金利だけが上昇局面にあるわけではなく、長期金利も上昇局面にあります。今後は政策金利や長期金利だけではなく、金利引き上げの要因となるインフレーション率や経済成長率、先進諸外国の中でも特に日本の金利に影響を与えるとされる米国の金利動向などに注視し続けることが重要です。



